postgis.gdal_enabled_drivers — PostGIS環境でGDALドライバを有効にするコンフィギュレーションオプションです。GDALコンフィギュレーション変数GDAL_SKIPに影響を与えます。
PostGIS環境でGDALドライバを有効にするコンフィギュレーションオプションです。GDALコンフィギュレーション変数GDAL_SKIPに影響を与えます。このオプションは、PostgreSQLのコンフィギュレーションファイルpostgresql.confで設定できます。コネクションまたはトランザクションでも設定できます。
postgis.gdal_enabled_drivers
の初期値は、PostgreSQL開始プロセスに渡される、有効とするドライバの一覧からなる環境変数POSTGIS_GDAL_ENABLED_DRIVERS
によって設定されます。
有効にするGDALドライバは、ドライバの短縮名またはコードで指定します。ドライバの短縮名またはコードはGDAL Raster Formatsにあります。複数のドライバを指定するには、ドライバの間に一つの空白を置きます。
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標準的なPostGISのインストールでは、 |
GDAL_SKIPに関する追加情報は、GDALのConfiguration Optionsにあります。 |
Availability: 2.2.0
postgis.gdal_enabled_drivers
の設定とリセット。
データベースへの新規接続にバックエンドを設定します。
ALTER DATABASE mygisdb SET postgis.gdal_enabled_drivers TO 'GTiff PNG JPEG';
サーバへの全ての新規接続のための、有効なドライバのデフォルトを設定します。スーパーユーザ権限とPostgreSQL 9.4以上が必要です。データベース設定、セッション設定、ユーザ設定によって上書きされます。
ALTER SYSTEM SET postgis.gdal_enabled_drivers TO 'GTiff PNG JPEG'; SELECT pg_reload_conf();
SET postgis.gdal_enabled_drivers TO 'GTiff PNG JPEG'; SET postgis.gdal_enabled_drivers = default;
全てのGDALドライバを有効にします。
SET postgis.gdal_enabled_drivers = 'ENABLE_ALL';
全てのGDALドライバを無効にします。
SET postgis.gdal_enabled_drivers = 'DISABLE_ALL';