PostGIS 3.4.4 マニュアル

PostGIS開発グループ

Abstract

PostGISは、オブジェクトRDBであるPostgreSQLの拡張で、GIS (地理情報システム)オブジェクトを格納することができます。PostGISは、GiSTベースのR木空間インデクスをサポートし、GISオブジェクトの解析および処理を行う機能を持ちます。

本マニュアルは、3.4.4版のマニュアルです。

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Table of Contents
1. 導入
1.1. プロジェクト運営委員会
1.2. 現在の中核貢献者
1.3. 過去の中核貢献者
1.4. 他の貢献者
2. PostGISインストール
2.1. 簡略版
2.2. ソースからのコンパイルとインストール
2.2.1. ソースの取得
2.2.2. インストール要件
2.2.3. コンフィギュレーション
2.2.4. ビルド
2.2.5. PostGISエクステンションのビルドとデプロイ
2.2.6. テスト
2.2.7. インストール
2.3. PAGC住所標準化ツールのインストールと使用
2.4. Tigerジオコーダのインストールとアップグレードとデータロード
2.4.1. TigerジオコーダをPostGISデータベースで有効にする
2.4.2. TigerジオコーダをPostGISデータベースで有効にする: エクステンションを使用
2.4.3. Tigerデータのロードに必要なツール
2.4.4. Tigerジオコーダとデータのアップグレード
2.5. 共通の問題
3. PostGIS管理
3.1. パフォーマンスチューニング
3.1.1. 起動時
3.1.2. 実行時
3.2. ラスタ機能の設定
3.3. 空間データベースの作成
3.3.1. エクステンションを使って空間データベースを有効にする
3.3.2. エクステンションを使わずに空間データベースを有効にする (お勧めできません)
3.4. 空間データベースのアップグレード
3.4.1. ソフトアップグレード
3.4.2. ハードアップグレード
4. データ管理
4.1. 空間データ モデル
4.1.1. OGC ジオメトリ
4.1.2. SQL/MM Part 3 - 曲線
4.1.3. WKTとWKB
4.2. ジオメトリデータタイプ
4.2.1. PostGIS EWKBとEWKT
4.3. ジオグラフィデータタイプ
4.3.1. ジオグラフィテーブルの生成
4.3.2. ジオグラフィテーブルの使用
4.3.3. ジオグラフィ型を使用すべき時
4.3.4. ジオグラフィに関する高度なよくある質問
4.4. ジオメトリ検証
4.4.1. 単純ジオメトリ
4.4.2. 妥当なジオメトリ
4.4.3. 妥当性の管理
4.5. 空間参照系
4.5.1. SPATIAL_REF_SYSテーブル
4.5.2. ユーザ定義空間参照系
4.6. 空間テーブル
4.6.1. 空間テーブルを作る
4.6.2. GEOMETRY_COLUMNSビュー
4.6.3. 手動でジオメトリカラムをgeometry_columnsに登録する
4.7. 空間データのロード
4.7.1. SQLを使ってロードする
4.7.2. シェープファイルローダを使う
4.8. 空間データの抽出
4.8.1. SQLを使ってデータを抽出する
4.8.2. ダンパを使う
4.9. 空間インデックス
4.9.1. GiSTインデックス
4.9.2. BRINインデックス
4.9.3. SP-GiSTインデックス
4.9.4. インデックス使用のチューニング
5. 空間クエリ
5.1. 空間関係の決定
5.1.1. Dimensionally Extended 9-Intersection Model
5.1.2. 名前付き空間関係
5.1.3. 一般的な空間関係
5.2. 空間インデックスを使う
5.3. 空間SQLの例
6. 性能向上に関する技法
6.1. 大きなジオメトリを持つ小さなテーブル
6.1.1. 問題の説明
6.1.2. 応急処置
6.2. ジオメトリインデックスでCLUSTERを実行する
6.3. 次元変換の回避
7. PostGISリファレンス
7.1. PostGIS Geometry/Geography/Box データ型
7.2. テーブル管理関数
7.3. ジオメトリ コンストラクタ
7.4. ジオメトリアクセサ
7.5. ジオメトリエディタ
7.6. ジオメトリ検証
7.7. 空間参照系関数
7.8. ジオメトリ入力
7.8.1. Well-Known Text (WKT)
7.8.2. Well-Known Binary (WKB)
7.8.3. その他の書式
7.9. ジオメトリ出力
7.9.1. Well-Known Text (WKT)
7.9.2. Well-Known Binary (WKB)
7.9.3. その他の書式
7.10. 演算子
7.10.1. バウンディングボックス演算子
7.10.2. 距離演算子
7.11. 空間関係関数
7.11.1. トポロジ関係関数
7.11.2. 距離関係関数
7.12. 計測関数
7.13. 重ね合わせ関数
7.14. ジオメトリ処理関数
7.15. カバレッジ
7.16. アフィン変換
7.17. クラスタリング関数
7.18. バウンディングボックス関数
7.19. 線型参照
7.20. トラジェクトリ関数
7.21. SFCGAL関数
7.22. ロングトランザクション機能
7.23. バージョン関数
7.24. Grand Unified Custom変数 (GUC)
7.25. トラブルシューティング関数
8. トポロジ
8.1. トポロジ型
8.2. トポロジドメイン
8.3. トポロジ管理とTopoGeometry管理
8.4. トポロジ統計管理
8.5. トポロジコンストラクタ
8.6. トポロジエディタ
8.7. トポロジアクセサ
8.8. トポロジ処理
8.9. TopoGeometryコンストラクタ
8.10. TopoGeometryエディタ
8.11. TopoGeometryアクセサ
8.12. TopoGeometry出力
8.13. トポロジ空間関係関数
8.14. トポロジのインポートとエクスポート
8.14.1. トポロジエクスポータの使用
8.14.2. トポロジインポータの使用
9. ラスタデータの管理、クエリ、アプリケーション
9.1. ラスタのロードと生成
9.1.1. raster2pgsqlを使ってラスタをロードする
9.1.2. PostGISラスタ関数を用いたラスタの生成
9.1.3. 「データベース外」クラウドラスタの使用
9.2. ラスタカタログ
9.2.1. ラスタカラムカタログ
9.2.2. ラスタオーバビュー
9.3. PostGISラスタを使ったカスタムアプリケーションの構築
9.3.1. ST_AsPNG を他の関数とあわせて使った PHP 出力例
9.3.2. ST_AsPNGを他の関数とあわせて使ったASP.NET C#出力例
9.3.3. rasterクエリを画像ファイルで出力するJavaコンソールアプリケーション
9.3.4. PLPython を使って SQL を介して画像をダンプする
9.3.5. PSQLでラスタを出力する
10. ラスタ リファレンス
10.1. ラスタサポートデータ型
10.2. ラスタ管理
10.3. ラスタコンストラクタ
10.4. ラスタアクセサ
10.5. ラスタバンドアクセサ
10.6. ラスタピクセルアクセサとセッター
10.7. ラスタエディタ
10.8. ラスタバンドエディタ
10.9. ラスタバンド統計情報と解析
10.10. ラスタ入力
10.11. 出力
10.12. ラスタ処理: 地図代数
10.13. 組み込み地図代数コールバック関数
10.14. ラスタ処理: DEM (標高)
10.15. ラスタ処理: ラスタからジオメトリ
10.16. ラスタ演算子
10.17. ラスタとラスタバンドの空間関係関数
10.18. ラスタに関する技法
10.18.1. データベース外ラスタ
11. PostGIS追加機能
11.1. 住所標準化
11.1.1. パーサの動作
11.1.2. 住所標準化の型
11.1.3. 住所標準化テーブル
11.1.4. 住所標準化関数
11.2. Tigerジオコーダ
12. PostGIS関数索引
12.1. PostGIS集約関数
12.2. PostGISウィンドウ関数
12.3. PostGIS SQL-MM準拠関数
12.4. PostGISジオグラフィ対応関数
12.5. PostGISラスタ機能関数
12.6. PostGISジオメトリ/ジオグラフィ/ラスタのダンプ関数
12.7. PostGISボックス関数
12.8. 3次元対応PostGIS関数
12.9. PostGIS曲線ジオメトリ対応関数
12.10. PostGIS多面体サーフェス対応関数
12.11. PostGIS関数対応マトリクス
12.12. 新規作成/機能強化/変更されたPostGIS関数
12.12.1. PostGIS 3.4 で新規作成/機能強化された関数
12.12.2. PostGIS 3.3 で新規作成/機能強化された関数
12.12.3. PostGIS 3.2 で新規作成/機能強化された関数
12.12.4. PostGIS 3.1 で新規作成/機能強化された関数
12.12.5. PostGIS 3.0 で新規作成/機能強化された関数
12.12.6. PostGIS 2.5 で新規作成/機能強化された関数
12.12.7. PostGIS 2.4 で新規作成/機能強化された関数
12.12.8. PostGIS 2.3 で新規作成/機能強化された関数
12.12.9. PostGIS 2.2 で新規作成/機能強化された関数
12.12.10. PostGIS 2.1 で新規作成/機能強化された関数
12.12.11. PostGIS 2.0 で新規作成/機能強化された関数
12.12.12. PostGIS 1.5 で新規作成/機能強化された関数
12.12.13. PostGIS 1.4 で新規作成/機能強化された関数
12.12.14. PostGIS 1.3 で新規作成/機能強化された関数
13. 問題を報告する
13.1. ソフトウェアのバグを報告する
13.2. 文書の問題を報告する
A. 付録
A.1. PostGIS 3.4.3
A.2. PostGIS 3.4.3
A.3. PostGIS 3.4.2
A.4. PostGIS 3.4.1
A.5. PostGIS 3.4.0