Name

ST_SetSRID — ジオメトリにSRIDを設定します。

Synopsis

geometry ST_SetSRID(geometry geom, integer srid);

説明

ジオメトリのSRIDを特定の整数値に設定します。クエリのためのバウンディングボックスを生成する際に使います。

[Note]

この関数はジオメトリを変換せず、ジオメトリが仮定する空間参照系を定義するメタデータを設定するだけです。ジオメトリを新しい投影法に変換したい場合はST_Transformを使います。

このメソッドはOGC Simple Features Implementation Specification for SQL 1.1の実装です。

このメソッドは曲線ストリングと曲線に対応しています。

-- ポイントをWGS84経度緯度に設定 --

SELECT ST_SetSRID(ST_Point(-123.365556, 48.428611),4326) As wgs84long_lat;
-- the ewkt representation (wrap with ST_AsEWKT) -
SRID=4326;POINT(-123.365556 48.428611)
      

-- ポイントをWGS84経度緯度に設定したうえで、WEBメルカトル(球面メルカトル)に変換 --

SELECT ST_Transform(ST_SetSRID(ST_Point(-123.365556, 48.428611),4326),3785) As spere_merc;
-- the ewkt representation (wrap with ST_AsEWKT) -
SRID=3785;POINT(-13732990.8753491 6178458.96425423)
      

関連情報

Section 4.5, “空間参照系”, ST_SRID, ST_Transform, UpdateGeometrySRID