ST_PointFromText — WKTと与えられたSRIDからポイントジオメトリを生成します。SRIDが与えられていない場合は0 (不明)とします。
geometry ST_PointFromText(
text WKT)
;
geometry ST_PointFromText(
text WKT, integer srid)
;
OGC Well-Known Text表現からPostGISのST_Geometryポイントオブジェクトを生成します。SRIDが与えられていない場合は不明 (現在は0)とします。ジオメトリがWKTポイント表現でない場合はNULLを返します。完全に不正なWKTならエラーが投げられます。
ST_PointFromTextには二つの形式があります。 一つ目は、SRIDを取らずに空間参照系を定義していないジオメトリを返すものです。 二つ目は、空間参照系識別番号を第2引数に取り、SRIDをメタデータの一部として含むST_Geometryを返すものです。SRIDはspatial_ref_sysテーブルで定義されていなければなりません。 |
全てのWKTジオメトリがジオメトリコレクションであると絶対的な確信を持てる場合は、この関数は使わないでください。付加的な評価ステップが追加されるのでST_GeomFromTextより遅いです。 経度緯度座標からポイントを生成していて、OGC対応よりもパフォーマンスと精度を重視する場合は、ST_MakePointか、OGC対応の別名であるST_Pointを使用して下さい。 |
このメソッドはOGC Simple Features Implementation Specification for SQL 1.1の実装です。
s3.2.6.2 - 任意引数SRIDは仕様適合のためです。
このメソッドはSQL/MM仕様の実装です。
SQL-MM 3: 6.1.8