Name

ST_SimplifyVW — Visvalingam-Whyattアルゴリズムを使用して、入力ジオメトリを簡略化したジオメトリを返します。

Synopsis

geometry ST_SimplifyVW(geometry geomA, float tolerance);

説明

Visvalingam-Whyattアルゴリズムを用いて、入力ジオメトリを「簡略化」したジオメトリを返します。(マルチ)ラインと(マルチ)ポリゴンでのみ動作しますが、どの種類のジオメトリでも安全に呼ぶことができます。(MULTI)LINEと(MULTI)POLYGONとで実際に動作をしますが、どのような種類のジオメトリでも安全に呼ぶことができます。簡略化はオブジェクトごとに行われるので、ジオメトリコレクションでこの関数を呼ぶことができます。

[Note]

返されるジオメトリは単純性 (ST_IsSimple参照)を失うことがあります。

[Note]

トポロジは保存されているとは限らず、不正なジオメトリを返すことがあります。トポロジを保存するにはST_SimplifyPreserveTopologyを使います。

[Note]

この関数は3次元を扱います。第3次元は結果に影響を与えます。

Availability: 2.2.0

ラインストリングを最小範囲のしきい値を30で簡略化しています。

select ST_AsText(ST_SimplifyVW(geom,30)) simplified
FROM (SELECT  'LINESTRING(5 2, 3 8, 6 20, 7 25, 10 10)'::geometry geom) As foo;
-result
 simplified
------------------------------
LINESTRING(5 2,7 25,10 10)

                

関連情報

ST_SetEffectiveArea, ST_Simplify, ST_SimplifyPreserveTopology, Topology ST_Simplify