Name

ST_IsValid — ジオメトリが2次元で整形されているかのテスト。

Synopsis

boolean ST_IsValid(geometry g);

boolean ST_IsValid(geometry g, integer flags);

説明

ST_Geometry値が整形式であり、2次元で妥当かどうかをOGC規則に沿ってテストします。3次元と4次元のジオメトリでは、評価は2次元で行います。ジオメトリが不正なら、PostgreSQL NOTICEが出力され、不正である理由の詳細が示されます。

flagsパラメータを持つ版が対応する値についてはST_IsValidDetailで説明しています。

ジオメトリ評価に関する詳細情報についてはSection 4.4, “ジオメトリ検証”を参照してください。

[Note]

SQL-MMでは、ST_IsValid(NULL)は0を返しますが、PostGISではNULLを返します。

GEOSモジュールで実現しています。

フラグを受け付ける形式は、2.0.0から有効になりました。

このメソッドはOGC Simple Features Implementation Specification for SQL 1.1の実装です。

このメソッドはSQL/MM仕様の実装です。

SQL-MM 3: 5.1.9

[Note]

OGC-SFSもSQL-MMもST_IsValidでフラグ引数を含む仕様になっていません。フラグはPostGIS独自拡張です。

SELECT ST_IsValid(ST_GeomFromText('LINESTRING(0 0, 1 1)')) As good_line,
        ST_IsValid(ST_GeomFromText('POLYGON((0 0, 1 1, 1 2, 1 1, 0 0))')) As bad_poly
--results
NOTICE:  Self-intersection at or near point 0 0
 good_line | bad_poly
-----------+----------
 t         | f

関連情報

ST_IsSimple, ST_IsValidReason, ST_IsValidDetail,