Name

ST_CreateOverview — 与えられたラスタカバレッジから解像度を落としたものを生成します。

Synopsis

regclass ST_CreateOverview(regclass tab, name col, int factor, text algo='NearestNeighbor');

説明

元のテーブルからリサンプリングを施したタイルのオーバビューテーブルを生成します。出力タイルは入力タイルと同じサイズで、同じ空間範囲を持ち、入力タイルより低い解像度 (ピクセル数は縦横ともに元のタイルの1/factor倍になります)を持ちます。

オーバビューテーブルはraster_overviewsカタログに出現し、ラスタ制約を持ちます。

アルゴリズム指定オプションは'NearestNeighbor', 'Bilinear', 'Cubic', 'CubicSpline', 'Lanczos'です。詳細についてはGDAL Warp resampling methodsをご覧ください。

Availability: 2.2.0

高品質ですが遅い生成書式での出力

SELECT ST_CreateOverview('mydata.mytable'::regclass, 'rast', 2, 'Lanczos');

デフォルトの最近傍補間を使った早い処理による出力

SELECT ST_CreateOverview('mydata.mytable'::regclass, 'rast', 2);

関連情報

ST_Retile, AddOverviewConstraints, AddRasterConstraints, Section 9.2.2, “ラスタオーバビュー”