postgis.gdal_datapath — GDALのGDAL_DATAオプションの値を設定するためのコンフィギュレーションオプションです。設定しない場合には、GDAL_DATA環境変数が使われます。
GDALのGDAL_DATAオプションの値の設定に使うPostgreSQL GUC変数です。postgis.gdal_datapath
値は完全にGDALのデータファイルへの物理的なパスになるべきものです。
コンフィギュレーションオプションは、GDALのデータファイルパスがハードコーディングされていないWindowsプラットフォームのためにほとんど使われます。このオプションは、GDALのデータファイルがGDALの期待されているパスに無いときに設定します。
このオプションは、PostgreSQLのコンフィギュレーションファイルpostgresql.confで設定できます。コネクションまたはトランザクションでも設定できます。 |
Availability: 2.2.0
GDAL_DATAに関する追加情報報は、GDALのConfiguration Optionsにあります。 |
postgis.gdal_datapath
の設定とリセット。
SET postgis.gdal_datapath TO '/usr/local/share/gdal.hidden'; SET postgis.gdal_datapath TO default;
Windows上における特定のデータベース上で設定する場合は次の通りです。
ALTER DATABASE gisdb SET postgis.gdal_datapath = 'C:/Program Files/PostgreSQL/9.3/gdal-data';