ST_PointFromWKB — WKBと与えられたSRIDからジオメトリを生成します。
geometry ST_GeomFromWKB(
bytea geom)
;
geometry ST_GeomFromWKB(
bytea geom, integer srid)
;
ST_PointFromWKB
は、ジオメトリのWell-Known Binary表現と空間参照系識別番号 (SRID
)を取り、適切なジオメトリタイプのインスタンスを生成します。この場合、POINT
ジオメトリです。この関数はSQLのジオメトリファクトリの役割を果たします。
SRIDが指定されていない場合は0 (不明)となります。入力bytea
がPOINT
ジオメトリを表現しないならNULL
が返されます。
このメソッドはOGC Simple Features Implementation Specification for SQL 1.1の実装です。 s3.2.7.2
このメソッドはSQL/MM仕様の実装です。 SQL-MM 3: 6.1.9
この関数は3次元に対応し、Z値を削除しません。
このメソッドは曲線ストリングと曲線に対応しています。
SELECT ST_AsText( ST_PointFromWKB( ST_AsEWKB('POINT(2 5)'::geometry) ) ); st_astext ------------ POINT(2 5) (1 row) SELECT ST_AsText( ST_PointFromWKB( ST_AsEWKB('LINESTRING(2 5, 2 6)'::geometry) ) ); st_astext ----------- (1 row)