ST_GeomFromEWKB — 拡張Well-Known Binary表現 (EWKB)から指定したST_Geometry値を返します。
geometry ST_GeomFromEWKB(
bytea EWKB)
;
拡張Well-Known Binary表現 (EWKB)からPostGISのST_Geometryオブジェクトを構築します。
EWKB書式はOGC標準ではなくPostGIS独特の書式で、空間参照系識別番号 (SRID)を含みます。 |
Enhanced: 2.0.0 多面体サーフェス対応とTIN対応が導入されました。
この関数は3次元に対応し、Z値を削除しません。
このメソッドは曲線ストリングと曲線に対応しています。
この関数は多面体サーフェスに対応しています。
この関数は三角形と不規則三角網 (TIN)に対応しています。
NAD83経度緯度 (4269)のLINESTRING(-71.160281 42.258729,-71.160837 42.259113,-71.161144 42.25932)のバイナリ表現です。
ご注意: byte配列は、\で区切られ、'を持ちますが、standard_conforming_stringsが切られている場合には、\と''でエスケープします。正確にはAsEWKB表現とはあいません。 |
SELECT ST_GeomFromEWKB(E'\\001\\002\\000\\000 \\255\\020\\000\\000\\003\\000\\000\\000\\344J= \\013B\\312Q\\300n\\303(\\010\\036!E@''\\277E''K \\312Q\\300\\366{b\\235*!E@\\225|\\354.P\\312Q \\300p\\231\\323e1!E@');
PostgreSQL 9.1より前では、standard_conforming_stringsは切られていましたが、9.1以上では、デフォルトで入っていることになりました。必要に応じて、クエリ1回で、データベースまたはサーバレベルでのデフォルトを変更できます。standard_conforming_strings = on使った場合を次に示します。この場合、'を標準ANSIの'でエスケープしますが、バックスラッシュはエスケープしていません。 |
set standard_conforming_strings = on; SELECT ST_GeomFromEWKB('\001\002\000\000 \255\020\000\000\003\000\000\000\344J=\012\013B \312Q\300n\303(\010\036!E@''\277E''K\012\312Q\300\366{b\235*!E@\225|\354.P\312Q\012\300p\231\323e1')