名前

postgis.gdal_enabled_drivers — PostGIS 環境で GDAL ドライバーを有効にするコンフィギュレーションオプションです。GDAL コンフィギュレーション変数 GDAL_SKIP に影響を与えます。

説明

PostGIS 環境で GDAL ドライバーを有効にするコンフィギュレーションオプションです。GDAL コンフィギュレーション変数 GDAL_SKIP に影響を与えます。このオプションは、PostgreSQL のコンフィギュレーションファイル postgresql.conf で設定できます。コネクションまたはトランザクションでも設定できます。

postgis.gdal_enabled_driversの初期値は、PostgreSQL 開始プロセスに渡される、有効とするドライバーの一覧からなる環境変数POSTGIS_GDAL_ENABLED_DRIVERSによって設定されます。

有効にする GDAL ドライバーは、ドライバーの短縮名またはコードで指定します。ドライバーの短縮名またはコードはGDAL Raster Formatsにあります。複数のドライバーを指定するには、ドライバーの間に一つの空白を置きます。

[注記]

postgis.gdal_enabled_driversには三つの特別なコードがあります。大文字小文字を区別します。

  • DISABLE_ALL 全ての GDAL ドライバーを無効にします。DISABLE_ALLpostgis.gdal_enabled_driversにある他の全ての値を上書きします。

  • ENABLE_ALL 全ての GDAL ドライバーを有効にします。

  • VSICURL GDAL の仮想ファイルシステム/vsicurl/を有効にします。

postgis.gdal_enabled_driversが DISABLE_ALL にっていされると、データベース外ラスター, ST_FromGDALRaster(), ST_AsGDALRaster(), ST_AsTIFF(), ST_AsJPEG(), ST_AsPNG() を使おうとすると、エラーメッセージが返されます。

[注記]

標準的な PostGIS のインストールでは、 postgis.gdal_enabled_driversは DISALBE_ALL に設定されます。

[注記]

GDAL_SKIP に関する追加情報は、GDAL のConfiguration Optionsにあります。

Availability: 2.2.0

現在のセッションでのpostgis.gdal_enabled_driversの設定と解除を行います。

コード
SET postgis.gdal_enabled_drivers = 'ENABLE_ALL';
SET postgis.gdal_enabled_drivers = default;
                

データベースへの新しい接続全てに特定のドライバーを設定します。

コード
ALTER DATABASE mygisdb SET postgis.gdal_enabled_drivers TO 'GTiff PNG JPEG';

データベースクラスター全体のデフォルトを全ドライバ利用可能に設定します。この操作にはスーパーユーザー権限が必要です。また、データベース設定、セッション設定、ユーザー設定の方がここで設定したものよりも優先されることに注意して下さい。

この例では設定を postgres.auto.conf に書き込みます。

コード
ALTER SYSTEM SET postgis.gdal_enabled_drivers TO 'ENABLE_ALL';

PostgreSQL 設定を再読み込みして設定変更を適用します。

コード
SELECT pg_reload_conf();